7月19日 研究大会を開催します
2018年7月18日
~研究大会開催に際して
北海道教育大学附属函館幼稚園 園長 橋本忠和
本園の研究主題「幼児の「見方?考え方」を培う遊びの過程の創造－「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の具現化をめざして－」の２年目として，来年度の全道国公立幼稚園?こども園研究大会への研究?授業公開を向けての研究内容を充実させ，さらに幼児の「見方?考え方」における「試行錯誤する力の向上を図ることを目的に，「ごっこ遊び」を軸にしながら，オモシロさあふれた遊びのプロセスを創造するため，初年度の研究の成果と課題を元に，園児のいろいろ試す姿が見とれ，魅力的な授業づくりに繋がる指導案の改善や環境整備，支援の在り方等を，研究協力者の先生方?道南地区の現場教員の皆様の温かい支援と助言の元，実践的な研究を進めてまいりました。
新しい幼稚園教育要領では，幼児期の以下の特徴を背景に幼児の「見方?考え方」を「幼児がそれぞれの発達に即しながら身近な環境に主体的に関わり、心動かされる体験を重ね遊びが発展し生活が広がる中で、環境との関わり方や意味に気付き、これらを取り込もうとして、諸感覚を働かせながら、試行錯誤したり、考えたりすることである」と定義しています。そして，「見方?考え方」を遊びや生活の中で幼児理解に基づいた教員による意図的、計画的な環境の構成の下で、教員や友達と関わり、様々な体験をすることを通して，広がったり、深まったりして、修正?変化し発展していくものとして，教員?保護者?助言者等のチームによるカリキュラムマネジメントの充実を求めてています。
今年度の大会では，マネジメントの更なる充実へをめざし，授業公開での園児達の「ごっこ遊び」に挑む姿を参観していただき，講師にお招きした大橋功先生，そして，参加したいただいた多くの先生方から，改善点など，多くのご助言?ご示唆をいただければと願っております。
本研究大会につきましては，北海道教育大学の伊藤勝志先生，山口好和先生，本田真大先生，長尾智絵先生から，授業づくり関して，種々のご指導とご助言を賜りました。ここに四先生に深く謝意を表します。
９：００ 受付開始
９：３０ 開会式
９：５０ 公開保育
１１：００ 研究協議
１１：３０ 分科会
１３：００ 講演会 岡山大学 大橋功 先生
「自分の花と時分の花を咲かせる保育ー絵に見るこどもの育ちー
１４；３０ 閉会式
＊申し込み等は、研究のページで
研究主題リンク
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