モデルロケット STEAM教室を開催しました。
2021年11月10日
未来の学び協創研究センターでは，ロケット開発を題材にしたモデルロケットSTEAM教室を11月6日（土）に開催しました。STEAM教育はScience?Technology?Engineering?Art?Mathematicsを総合的に探求しながら創造的に学習する手法として各国で注目されている教育方法です。北海道では大樹町における民間ロケットの打ち上げ等，今後我が国における宇宙開発の拠点としてにわかに期待されていることから，子どもたちに宇宙開発に興味関心を持ってもらうことを念頭にモデルロケットを題材としました。
当日は，本学附属札幌中学校の２年生１２名が参加し，技術教育学研究室（佐藤正直准教授）で３Dプリンター等を利用して作成した４種類のロケットを観察し，形状や気象条件による飛行特性を子どもたち自身で考察しました。
その後，３名１班のグループに分かれ，話し合い活動を行いながらロケットの製作を行いました。完成したロケットを打ち上げた後にプレゼンテーションを行い，どのように考え工夫したか，そしてその結果はどうであったかを発表しました。
最後に特別講演として，本学理科教育分野 渡辺 理文 准教授から地動説，天動説などの宇宙にまつわる講話，技術教育分野 石川 智浩 准教授から宇宙開発，衛星開発に関する講話をしていただきました。また、実際に衛星に搭載される機器のハンダ付け作業も体験し，宇宙開発に対する興味関心を高めることができました。
今後は，更に子どもたちの興味関心を引き出し，STEAM教育を深められるようカリキュラムや教材の改善を行う予定です。
※本事業は北海道教育大学学長戦略経費（共同研究推進経費）で実施しました。
◆詳細は，技術教育学研究室ホームページにて公開しておりますので，ご覧ください。
＜北海道教育大学札幌校技術教育学研究室（hue Tech Lab）ホームページ＞
https://sites.google.com/s.hokkyodai.ac.jp/hue-tech-edu-lab/
写真１ 制作の様子
写真２ 打ち上げの様子
写真３ 発射の瞬間
写真４ 渡辺准教授による特別講演
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