教育出版株式会社との連携によるデジタル教科書活用体験会を実施しました
2024年2月15日
本学旭川校の授業科目「情報教育実践論」の1コマを使って、「デジタル教科書活用体験会」を実施しました。この取り組みは、釧路校での同授業における実施に続き、3回目となります。
体験会は、本学と連携協定を締結している教育出版株式会社から講師をお招きし、デジタル教科書を先進的な授業づくりや授業研究に役立てることを目的に実施されました。受講した学生は「具体的な授業場面や単元を考えながら、デジタル教科書の強みを知ることができた。」「デジタル教科書は教材を活用しやすいつくりになっていて、慣れていない教師や学生でも使い方を理解するまでに時間を要さないのではないかと感じた。」「デジタル教科書を使えば子どもたちと簡単に場面を共有でき、授業の準備時間がかなり短縮できる。」と話し、デジタル教科書の活用意欲と教職へのモチベーションをさらに高めていました。
企画を担当した本学未来の学び協創研究センターの佐藤正範特任講師は「本体験会は教員養成における産学連携の好事例になった。中でも旭川校の学生によるデジタル教科書を使った模擬授業が素晴らしかった。教育出版社の厚意により、附属図書館札幌館にデジタル教科書の常設コーナーが設置されているので、気軽にデジタル教科書にふれて、授業づくりや研究に生かしてもらいたい。」と話していました。
本学は、今後も次世代の学校の学びや教員の学びの質向上に係る試行や研究を、企業や自治体とともに推進していきます。
※教育出版株式会社と北海道教育大学は、日博备用网址5年3月24日に教員養成の質的向上、現職教員の資質向上及び学校教育の充実発展等に寄与することにより、北海道の教育に貢献する事を目的として連携協定を締結しています。
附属図書館札幌館にはデジタル教科書の体験コーナーが設置されているほか、デジタル教科書にアクセスできるchromebookの貸し出し(館内利用)を行っていますのでご活用ください。
旭川校の学生によるデジタル教科書を使った模擬授業の様子
旭川校の情報教育実践論を受講した学生と教育出版のみなさま
附属図書館札幌館デジタル教科書コーナー