NEWS（お知らせ）北海道立近代美術館との新たな連携活動を開始しました！【アートマネジメント美術研究室】

2015年12月7日

　北海道教育大学と北海道立近代美術館は相互協力協定を結んでおり、岩見沢校のアートマネジメント美術研究室（三橋純予教授）が担当しています。今までも芸術文化コースや美術文化専攻の連携授業として、展覧会やアートプロジェクトの講演会やワークショップ、音楽コースとの連携コンサート企画など様々な活動をおこなってきましたが、さらにアートマネジメント美術研究室では、今年度から二件の新たな連携活動を開始しています。

　一つ目は、大学院所属で学芸員志望学生の長期間インターンシップです。
　近代美術館学芸部において実際の展覧会準備から実施までの学芸業務に院生が関われる画期的な試みです。今年は「ワンダー☆ミュージアム2016　アートで発見HOKKAIDO」展に合わせて約３ヶ月間のインターンシップをしています。また、会期中に開催されるワークショップには研究室の3年生も協力することになりました。

　二つ目は学芸員へのインタビュー取材です。
　第１回目は、平成27年11月13日(金)、近代美術館会議室でおこなわれました。初の試みであるインタビューにご協力いただいたのは、副館長である寺嶋弘道氏です。
　インタビューは学生主導でおこない、和やかな雰囲気の中で3時間も続きましたが、寺嶋副館長が学芸員になった経緯や普段あまり知る機会のない多くのエピソード、仕事で意識していること等々、実際に美術館の現場で働く学芸員のリアルな意見や経験を知る有意義な時間となりました。美術館学芸員のリアルな姿を学生が取材する活動は、今後もゼミ活動としてシリーズ化し、ドキュメント記録をアーカイヴしていきます。今後のインタビューは、鎌田学芸課長、斉藤学芸員と続く予定です。
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