日本アダプテッド?体育スポーツ学会の2021年度若手研究者国際交流奨励賞を
大学院教育学研究科２年　雨宮かさねさんが受賞いたしました。

【受賞者の声】
フィンランド?ユベスキュラ大学が主催し、オンラインにて開催されたISAPA2021-International Symposium of Adapted Physical Activity（2021年6月15日～6月18日）で「A comparison of the amount of physical activity in inclusive free play and exercise instruction situations」と題し、ポスター発表を行いました。
発表では、北海道教育大学札幌校で行っている余暇支援活動「キンダーぷらっつ」に参加した自閉症スペクトラム障害児の一事例について，インクルーシブな余暇活動支援における自由な運動遊び場面と，支援者が介入をする運動指導場面における、身体活動量と活動内容を比較した結果を報告しました。
今回の発表の中で取り上げた「キンダーぷらっつ」は、特別支援教育臨床スペースの身体活動スペースを利用して月に１度実施されている地域の子ども達が参加するインクルーシブな余暇活動支援です。ここ２年間は、COVID-19の影響により思うように活動できない時期もありました。このような状況の中で行った研究活動を、ISAPA2021のポスター発表として一つの形として残すことができたことを嬉しく思います。学生という立場でありながらも、世界中の研究者の発表に触れることができたことは、私にとって、今後の研究活動に対するモチベーションを高めるきっかけになりました。　

発表が掲載されているHP
若手研究者国際交流奨励賞 - 日本アダプテッド体育?スポーツ学会(JASAPE) (adapted-sp.net)