そこで、 本学において初等理数科の学習指導案づくりなどを学び, 帰国した校長先生が指導する 3小学校をパイロット校に指定し、日本で行われている、子供達が自ら考える授業を教員が教えるスタイル、いわゆる「問題解決型の教授法」を身につけてもらうよう、教員の質の向上を目的として2014年4月に、JICACA北海道と契約を締結し実施しています。
年間10名ほどの大学教員、本学出身小学校校長退職者、附属小学校教員らを長?短期で派遣し、問題解決型学習指導案の作成指導、身の回りの素材を活用した教材開発、教員ブロック研修の強化?連携、算数?理科の演習副読本作成などを成果として見据えています。
裨益対象教員は、パイロット校教員30名を中心に、その周辺小学校30校約300名の教員を含めた330名で、パイロット校より波紋が広がるように徐々に、日本式授業法が浸透していくことを期待しています。
協力期間
2014年4月~2017年3月実施機関
- 日本側:北海道教育大学/JICA北海道
- サモア側:教育?スポーツ?文化省(MESC)