NEWS（お知らせ）北海道教育大学小学校外国語活動?小中連携フォーラムを開催しました

2015年12月15日

　平成27年11月29日（日）、札幌市内のホテルにて「北海道教育大学小学校外国語活動?小中連携フォーラム」を開催し、現職教員や学生など約100人が参加しました。　本フォーラムは、小学校外国語活動の普及と関係者のネットワーク構築を図るため、地域に根ざした実践交流?研究の場を提供することを目的として、毎年開催しているものです。
　当日は、本学附属小中学校、寿都町立寿都中学校が取り組んできた実践発表や、東京学芸大学附属大泉小学校教諭の石毛隆史氏からは「Inputを大切にした外国語活動」と題したワークショップで指導方法や事例紹介があり、春日井市立高森台中学校教諭の加藤 拓由氏からは「『他教科の学びを生かした英語活動』～小学校高学年から、中学校入門期まで～」と題した実践的なワークショップが行われ、参加者は授業改善のヒントを得ようと熱心にメモをしたり、積極的に質問を行っていました。
　また、最後に行われた北海道大学名誉教授の室橋 春光氏による基調講演では、「小学校の英語における読み書き指導のスタートにむけて：認知心理学的視点から考える」と題して、普段あまり意識されない認知心理学の視点から子どもが言葉を覚える過程等についての話があり、その後に行いましたシンポジウムにおいても次々と質問されるなど、参加者は興味深く聞いていました。
　参加者からは、「現場で活かせる様々な実践例や理論が聴けて大変勉強になった。今後も続けて欲しい」「今日学んだことを明日から授業の中に取り入れたい」「教師になった時に役立てたい」等の感想があり、好評のうちに終了しました。

　　　　
　　　　　（本学附属中学校による実践発表の様子）　　　　　　　（石毛教諭によるワークショップでの様子）

　　　 　
　　　　（加藤教諭によるワークショップでの様子）　　　　　　　　　　　（シンポジウムの様子）