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NEWS(お知らせ)サモア独立国主力紙に「初等理数科教育における問題解決型授業の展開」プロジェクトが紹介されました

2016年3月10日

 本学は、2014年度から、JICAからの委託を受け、JICA草の根技術協力事業「サモア独立国初等理数科教育における問題解決型授業の展開」を実施しています。

 このたび、サモアで一番の主力新聞であるSamoa Observer紙に3日間、本学及び同プロジェクトが紹介されました。

  (2016年2月20日)        (2016年2月24日)         (2016年2月25日)

 同プロジェクトの2015年度の活動の締めくくりとして、石井洋専門家(函館校講師)、樋渡剛志専門家(附属札幌小学校教諭)、小野晴子専門家(附属旭川小学校教諭)が、平川伸明プロジェクトマネージャー(本学国際交流?協力センター国際交流コーディネーター)とともに、2月中旬から下旬にかけてサモアに派遣されました。

 また、専門家派遣に合わせ、本学では、高久元教授(札幌校)を団長とし、札幌校2人、函館校3人の学生を学生ボランティア派遣団としてサモアに派遣しました。これは、上述短期専門家がパイロット校で実施するワークショップでの補助、サモア国内小学校教育現場視察、JICA青年海外協力隊配置校でのボランティア実習、サモア国立大学日本語専攻学生との意見交換等を通じ、開発途上国のボランティアを含む国際教育協力活動を体験し、国際社会の一員としての意識を高めることを目的として派遣されたものです。

 現地に長期出張している水口美知子サブ?プロジェクトマネージャーを含め、総勢、11人でSamoa Observerを訪問し、本プロジェクトを紹介し、翌日には、短期専門家によるワークショップの取材も受けました。掲載された記事では、専門家や学生の活動の紹介に加え、なぜ、サモアで問題解決型授業を展開する必要があるのか、等にも触れており、メディアを通じ、広くサモア国内に本プロジェクトを紹介することができました。

 サモア滞在期間中、石井専門家は、ウポル?サバイイ両島で公立小学校長を対象に「校内での教員研修」と題したワークショップ、パイロット校での研究授業?検討会、サモア国立大学での「問題解決型学習」の講義等精力的に活動を行いました。ウポル島でのワークショップの後、サモア側から、本プロジェクトの進捗についてのプレゼンテーションも行われました。
          
    (石井専門家によるサモア教育?スポーツ?文化省での校長を対象としたワークショップ、
     サモア側プロジェクト進捗プレゼンテーションの後での記念撮影)

 また、樋渡?小野専門家は、「数の合成?確率」「植物の成長と育ち方~ペットボトル顕微鏡を作ろう」を単元とし、問題解決型の授業をどのように展開するか、をパイロット校及びその周辺校のサモア人教員を対象にワークショップを行いました。参加したサモア人教員からは、「児童達が物事を学び発見するための手法」「確率と数の合成の細かな指導法」「特に理科が嫌いな児童にとって、理科を好きになり、学ぶように引き出すための大変興味深い手法」を学ぶことができたと高い評価を受けました。   
  (樋渡専門家によるワークショップ(算数))  (小野専門家によるワークショップ(理科))
 
  (ペットボトル顕微鏡の作り方を熱心に見つめる  (サモア人教員自らでペットボトル顕微鏡を作製中)
 サモア人教員)

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 本プロジェクトは、来年度が最終年度となります。来年度は、プロジェクトが開始されて以来、本学が様々なワークショップや研究授業等を通じてサモア側にインプットしてきた問題解決型授業展開手法を用いて、サモア人教員自らが研究授業及び授業検討会を開催し、長期専門家(国際協力アドバイザー)がアドバイスを行うことを中心にプロジェクトを進める予定です。そして、初等理数科教育において、サモア各地での児童の学習意欲を引き出す授業の質の向上に、引き続き本学が貢献していきたいと考えています。


○添付資料

Samoa Observer 記事(2016年2月20日付け)

Samoa Observer 記事(2016年2月24日付け)

Samoa Observer 記事(2016年2月25日付け)


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