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NEWS(お知らせ)JICA課題別研修「”子どもの学びを保障する”へき地教育振興~MDGs/EFAの達成に向けて(B)」を実施しています

2016年6月24日

 本学では、今年度から新規にJICA課題別研修「“子どもの学びを保障する”へき地教育振興~MDGs/EFAの達成に向けて(B)」を実施しており、平成28年6月21日(火)に、エルサルバドル、グアテマラ、パラグアイ等中南米5ヶ国からの研修員9人が、本学札幌キャンパスで蛇穴学長、大津理事(国際交流?協力センター長)を表敬訪問しました。

 本研修では、「自国のへき地教育の現状を再認識し、比較分析を通じて、課題解決に向けた改善提案が策定できるようになる」ことを研修目標として掲げており、研修期間中に作成される、自国のへき地教育の課題に対して具体的な方策等のアクションプランが、研修成果の一つとして期待されています。

 研修は、東京での「日本の初等教育の現状」等の講義から始まり、札幌、釧路へ移動し、本学釧路キャンパスで、本学へき地教育研究支援部門の教員を中心に「日本のへき地教育の現状と課題」「へき地学校と地域社会の役割」等の講義を受講します。また、道内のへき地小学校で、日本のへき地教育の現状を視察することで、日本の先導的な研究及び実践を学び、自国の課題解決に向けた提案に資することが期待されています。

 さらに、釧路キャンパスでは、学生企画による国際交流ディスカッションやインターナショナルナイトを予定しており、本学学生も、中南米のへき地校教員や小学校教育アドバイザーと意見交換、交流する機会を得ます。研修は、7月8日まで実施され、最終日には、JICA北海道国際センター(帯広)で、アクションプラン発表会が行われる予定です。

 多くの開発途上国においては、依然としてへき地居住児童への学校教育の提供が解決困難な課題として存在し、我が国は、戦後、教育の地域間格差の是正を優先政策に掲げ、行政と教員が共同して、数々のへき地教育振興施策に取り組んできました。また、本学でも、へき地教育研究支援部門を中心に、へき地?複式教育に関する調査研究、学生のへき地校体験実習の実施、へき地校に勤務する現職教員への支援を行っています。これら、本学が有する「知」が、開発途上国の課題解決、そして、国連ミレニアム開発目標(MDGs)におけるEFA(Education for ALL:EFA)の達成に、少しでも寄与できればと考えています。

     
            (蛇穴学長、大津理事との記念写真)

 (厚岸町立床潭小学校での複式授業視察)     (札幌キャンパスでの実習)

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