1.カイロ市内のモデル校4校における授業実践
プロジェクトでは教師用理数科ガイドブック(GB)の改訂をすすめるとともに、カイロ市内に4校のLanguage Schoolをモデル校に、またモデル校との比較研究を行うため4校のコントロール校を設定しました。モデル校に対しては1週間に1回訪問し、児童が自ら考える力を伸ばす指導方法や、学習指導案を用いた授業実践を行うとともに、年2回モデル校の教員が集まり、指導方法の改善を目的とした研究授業を行いました。??2.ガイドブック(GB)を使った教員研修
カイロ県Language Schoolの理数科教員を対象とした教員研修を行い、学習指導案作成の実習や内容の検討を行うとともに、研究授業による実践的な研究も行いました。???
3.ガイドブック(GB)普及のためのPPMU研修
教員のガイドブック(GB)の運用能力を高めるため、2002年から2005年までの3年間、エジプト27県の理科、算数のインスペクター、シニア教員約100名を対象に、ガイドブック(GB)の内容、及び指導法に関するPPMU(Program Planning Monitoring Unit)研修を行いました。??4.日本でのカウンターパート(CP)研修
2003年から2005年までの3年間、CP延べ11名、管理職述べ9名を日本へ招聘し、日本の学校現場や教育施設の見学を通して、児童の考える力を伸ばす授業の実際や、日本の教育行政などについて理解を深めました。主な研修項目は次のとおりです。?
(1)CP研修(6週間)
(2)管理職研修(2週間)
- 日本の教育制度
- 授業参観
- 授業参観
- GB作成研修
(2)管理職研修(2週間)
- 日本の管理職の役割(文部科学省,国立教育政策研究所での研修を含む)
- 日本の教員の研修のあり方
- 学校訪問
- 教育施設の見学