専攻紹介地域環境科学グループの授業紹介
三上 修 先生 MIKAMI Osamu
専門分野:動物生態学、保全生態学
最終学歴:東北大学大学院理学研究科 博士(理学)
出身高校:島根県立松江北高等学校
最終学歴:東北大学大学院理学研究科 博士(理学)
出身高校:島根県立松江北高等学校
担当授業『生命環境基礎実験』
机上の学問ももちろん重要ですが、それと同時に実験してみる、実際に体験してみることもまた科学の大事な側面です。「生命環境基礎実験」 では、実験室内で顕微鏡を使う実験も行いますが、野外での実習も行います。写真は、大学から徒歩15分のところにあるサクラで有名な五稜 郭公園での実習風景です。サクラは蜜を作り、それを報酬として昆虫をおびき寄せ花粉を運ばせます。しかし生き物の中にはサクラの蜜を一方 的に「盗む」不届きものもいます。それを調べているところです。この実習では、他にも、データのばらつく原因、それを制御するための統計 的手法についても学びます。青木 昌雄 先生 AOKI Masao
専門分野:代数幾何学
最終学歴:京都大学大学院理学研究科 博士(理学)
出身高校:兵庫県立長田高等学校
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出身高校:兵庫県立長田高等学校
担当授業 『代数基礎』
「代数基礎」の授業は、まず数とは何であるかをゼロから―文字通り0という数から―考えるところから始まります。そして数の計算におけるもっとも重要な規則とは何か、大きな数の掛け算や割り算を筆算を使って正しく計算できるのはなぜか、といったことを学んでいきます。足し算や掛け算なんて小学校以来よく知っていると思うかもしれません。しかし、一見あたりまえに思われるようなことを、なぜ、どうしてと問いかけ、理由を求めていくのが数学という学問なのです。数学の教員を目指す人、数学を学んで様々な職業で活用したいという人は、ぜひこうした数学の魅力に触れてほしいと思います。?
林 美都子 先生 HAYASHI Mitsuko
専門分野:認知心理学
最終学歴:筑波大学大学院心理学研究科 博士(心理学)
出身高校:千葉県立船橋高等学校
最終学歴:筑波大学大学院心理学研究科 博士(心理学)
出身高校:千葉県立船橋高等学校
担当授業『認知科学』
「今日は月が綺麗だなァ…」とスマフォでパシャリ。翌日友人に「お前、昨日の月、見た?」このとき、スマフォとあなたは同じ活動をしています。月という「情報」を「入力」、保存「処理」をして必要な時に「出力」するという「情報処理」活動です。ニンゲンのそれは「認知」と呼ばれ、知覚?記憶?思考?言語?感情?意識?推論?音楽など多岐に渡り、いずれもコンピュータと比較すると歪んでいます。「なぜ歪んでいるのか?」「そこに一定の法則はあるのか?」これらの疑問に、目や耳、脳の構造を解明したり、実験やシミュレーションを行ったり、機械や動物と比較したりして挑んだ成果が「認知科学」です。この授業では、方法論を含めて、それらの知識を一緒に楽しむことを目指しています。?