地域協働推進の取り組み第3回地域共生社会ワークショップを実施しました
2023年12月8日
去る11月18日(土)、本学函館校の特別教室にて「地域共生社会ワークショップ」が開催されました。
今年度の「地域共生社会ワークショップ」は、函館校地域協働推進センターと函館市の共催で開催されています(全3回)。最終回となる第3回は、第1回、第2回に引き続き「哲学カフェ」の形式で行われました。
第3回のテーマは「人は独りで生きるもの?」。当日は高校生12名、大学生20名(計32名)が参加しました。有井晴香准教授(国際社会学)の進行により、高校生と大学生があわせて4~5名ずつの混成チームに分かれて、問いを立てながら、それぞれが考えたことを述べ合い、聞き合って、考えを深めました。今回は第1回や第2回に参加した高校生や大学生も多く参加する中、初めて参加した高校生や大学生も、和やかな雰囲気でテーマについて考えを深めている様子でした。
さらに今回は、チームでの対話の後に、有井准教授による特別講義「アフリカ社会から学ぶ『共生』のヒント」が開かれました。有井准教授のエチオピアでの体験や研究をもとに、異なる考えを持つ人々の間での対話のあり方について、参加者は考えを深めました。
今回で2023年度の「地域共生社会ワークショップ」は終了となります。全3回のワークショップを通して、参加者は地域共生社会に関わるテーマについて考える中で、さまざまな人々と対話を通して考えを深めることの楽しさや難しさ、そしてその大切さを実感したようでした。