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研究活動アクティブラーニング?ICT利用の視点【釧路】

大学生に求められる記述力?自己教育力の伸長を目指した講義形態に関する研究ー学生の協働学習形態の構築?学生および大学院生メンターの養成ー

プロジェクトの背景と目的

 変化の激しい社会の中で生きていく力が求められています。現行の学習指導要領でもそういった未来を意識して、学習者に思考力?判断力?表現力を身に付けさせることを目指しています。また、大学教育においてもその力を一層伸ばし、大学生として、また社会人として生きていくための素養を鍛え上げるためのシステムが求められています。今、アクティブ?ラーニングという言葉が声高に叫ばれていますが、その最初のターゲットは大学教育?高校教育でした。今、大学教育はその構造や目的に大きく変革を求められており、本学においてもその変革を断行するために様々な手立てが打たれている最中にあります。
 しかしながら、その指導方法については実践も研究も不足している状態が続いています。大学教育における思考力?判断力?表現力の伸長はどのような形で育まれるのか、あるいはどのような講義システムが考えられるのか。その具体的な追求が求められています。

 本プロジェクト「大学生に求められる記述力?自己教育力の伸長を目指した講義形態に関する研究―学生の協働学習形態の構築?学生および大学院生メンターの養成―」では、学生の記述力?自己教育力を向上させる講義モデルを模索します。ある大学ではアカデミック?ライティングに関して大学院生が学生を指導するシステムがすでに存在していますが、これは学生の指導に留まらず、学生に対応する大学院生自身の記述力を大きく向上させています。
 本プロジェクトでは、特に一度講義を受けた学生をメンター(先達者)として、再度講義に加えることで、学生相互が学び合う場を用意することを目指しています。これにより、上級生から下級生への助言を行うシステムが形成され、記述力養成のための機会が増加されるはずです。講義受講者である学生自身を貴重なマンパワー?教育資源と捉え直すことで、大学教育におけるアクティブ?ラーニングの考え方に対して一つの提案を示すものとなるはずです。

実施体制

  • 北海道教育大学釧路校
  • 北海道教育大学旭川校
  • 北海道教育大学札幌校

報告書

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